本公演は、一音入魂音楽館主催コンサートでおなじみの第一生命ホールから根岸自身が憧れていた歴史ある東京文化会館(小ホール)へと場所を移しました。
舞台を中心に客席が扇型に広がる、ちょっと不思議なホールです。
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コンサートはまず、24歳になった根岸の、大人の艶やかさを感じさせるC.フランク『前奏曲、フーガと変奏曲』で幕を開けました。美しくも切ない調べに胸が締め付けられるようです。
第2曲はブルグミュラー『25の練習曲』。
バイエル・ツェルニーなどピアノ教則本の次のステップに位置するため、弾いたことがある方も多いのではないでしょうか。
子供用の練習曲とはいえ、あなどれません。多彩な曲が次々に飛び出し、聴き応えがあります。『25の練習曲』を知っているはずなのに、ピアニスト根岸の演奏に、全く異なる印象を受けた方もいらっしゃるかもしれません。
続いては、アルゼンチンの作曲家ヒナステラの『クレオール舞曲』。
ピアノの音が前の2曲から一変し、情熱的な舞踊曲が響きます。
踊るように鋭くステップを踏む根岸の左足。
性別を問わず思わず「カッコイイ」と感じる瞬間ではないでしょうか。
まるで演奏会の最後の曲であるかのような大きな拍手を頂きました。
休憩を挟んで後半は、ピアニストの間でもマイナーな曲だというベートーヴェンの『幻想曲』。ベートーヴェン弾きの根岸、圧倒される迫力の演奏。
そして、プログラムの最後を飾るのはムソルグスキー『展覧会の絵』。
このホールで初めての演奏会に是非に、と根岸が選んだ曲。また、大変有名な曲であるため、この曲が聴きたくてお運びくださったお客さまも多数いらっしゃったようです。名画を観終えた客席からはブラボーの声が。
お客さまの声援に応え、再び舞台に登場した根岸は、おもむろにショパンの『幻想即興曲』を演奏。出だしの低く響く印象的な和音に会場全体が再び息を呑むのが伝わってきました。
アンコールを終えた根岸から、今回のコンサートのテーマが「出逢い・思い出」と「新しい挑戦」であったことが語られました。
恩師との思い出、新しいホール・ピアノ・お客さまとの出逢い。
ウィーンにいた頃にはまだ自分には難しいと思っていた曲への挑戦。
最後に、こどもの日にちなんで、とモーツァルトの『キラキラ星変奏曲』を軽快に弾き上げました。
なお、本公演の模様は特設ページ【写真で振り返る「第6回 根岸弥生ピアノコンサート」】(クリックすると別ウインドウで開きます)にてご覧いただけます。
2008年5月5日開催、第6回根岸弥生コンサートにご来場のお客さまからいただきましたご感想の一部を紹介いたします。
●珍しい曲から馴染みの曲まで幅広いレパートリーに聴きやすさを感じます。
テクニックも素晴らしいのですが、表現もとても良く、十二分に楽しませていただきました。(30代男性)
●第一部最後の曲は、衝撃です。やばいです。やみつきです。
また聴きたいです。(20代女性)
●子供の日にふさわしい気配りに感心しました。
これからも楽器と話し、最高の気分で再現をし、我々に音を楽しませてください。(40代男性)
●「展覧会の絵」は本当に今自分が展覧会を観て歩いている気分でした。(30代女性)
●今回のテーマ「出逢い・思い出」と「新しい試み」。私自身、今このテーマと同じ心境であり、とても気持ちが合い、わけもわからず涙が止まらなかった。
素晴らしい音楽に出会えて幸せでした。(40代女性)
●皆さんの熱意を感じましたし、とても幸せな気持ちで家路につくことができます。
本当に良いコンサートでした。
今のままを貫き通して欲しいと思います。(30代)
●ピアノの音が生きている。(60代男性)
●知人から根岸さんのことを聞いてから、1度演奏を聴いてみたいとこの日を心待ちにしていました。
私はピアノをやっている者ではありませんが、根岸さんの「一音入魂」の姿勢に共感し、尊敬し、私もそのように生きたいなと思います。(20代女性)
●ホールの様子がいつもステキだけど、今日は音がとても近くで感じられました。(女性)
●根岸さんのピアノは聴いているといつも映画や舞台をみているようにシーンや情景が浮かびます。
演じて奏でる=「演奏」
そしてピアニスト=「役者」を感じます。(20代女性)
●骨太できっちりした音なのに、女性の優しさが感じられました。(50代男性)
●今回初めて聞かせてもらったのですが、すごかったです。
音を聞きながら目を閉じるとたくさんのイメージがやってきます。
とにかくたくさんの曲を根岸さんに弾いてもらいたいです。
根岸弥生のピアノで私を満たしてください。(10代女性)
●あれだけ弾いたのにさらにサイン会だなんて!
根岸さんの指の力には驚かされました。(50代女性)
●すっげー勇気をもらいました!
僕もあなたのように大好きなことで人にエネルギーを伝えられるよう頑張ります!(20代男性)
●変化に富んだプログラムで聴き所が多く、落ち着きがありスケールが大きく、風格を感じさせる演奏でした。
今後に大いに期待しています。(50代男性)
なお、このコンサートの模様は近日こちらのページにアップ予定です。
もう少々お待ちくださいませ。
昨年4月に一音入魂音楽館が打ち出した新しいプログラム『ベートーヴェン、三つの愛。』 ―― 根岸のピアノに、普段根岸のプロデューサを務める伊倉一恵の朗読のコラボレーションが、お陰様で大変好評で、「また聴きたい」「今度は知り合いも誘って行きたい」など多数の感想をお寄せいただきました。
そんなお客様の声に応えるべく、初演から9ヵ月後という短かい期間ではありますが、再演の運びとなりました。
このコンサートは2部構成となっており、前半は根岸のピアノソロ・オールベートーヴェンプログラムです。
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第1部は、「パイジエッロの『水車小屋の娘』の二重唱 ≪ネル・コル・ピウ≫の主題による6つの変奏曲」から始まりました。(長いですが1曲のタイトルです)
ベートーヴェンがわずか一晩で書き上げたというこの曲は、オペラのアリアを色鮮やかな6つのバリエーションで演奏します。
1曲目を終えると、ナビゲータを務める伊倉から、CD制作に関わるエピソードが語られました。
続いてのプログラムは、そのCDにも収録されている「エリーゼのために」。
耳慣れたメロディでありながら、根岸の演奏は新鮮な響きです。
短調の「エリーゼのために」のあとには「6つのエコセーズ」という長調の曲で、メリハリのある構成を、と根岸が選曲いたしました。
第1部の締めくくりはリスト編曲「交響曲第5番 『運命』 第1楽章」。
前回公演でアンコールにお届けしましたが、今回は正式にプログラムに取り入れました。
怒涛の演奏とともに、第1部が終了。
ロビーでは本公演より発売開始の根岸弥生ファーストアルバム「弥生」を販売しており、「ベートーヴェン、三つの愛。」の構成を担当された新井鴎子さんも「クラシックでは異例」と驚くほど、大勢の方にお求めいただきました。
第2部「ベートーヴェン、三つの愛。」は、前回好評を博したプログラムの再演です。
根岸の演奏技術の向上は著しいですし、また、生の演奏は毎回、異なるもの。
以前同じプログラムをご覧になった方にもお喜びいただけたようです。
お客様の拍手に応え、根岸と伊倉がステージに登場。
根岸より来年ウィーンで行われるベートーヴェンコンクールへの出場の意気込みが語られました。
「さすがにお客様にウィーンまで応援にお越しいただくことはお難しいので、せめて皆様のお気持ちを胸に臨むため、終演後ロビーでメッセージの寄せ書きをお願いします」との根岸の申し出に、予想を遥かに上回る数の熱いメッセージをいただくことができました。
最後にアンコールとして「2つのソナチネ」という可愛らしい曲が奏でられ、コンサートは、幕を下ろしました。
なお、この公演の模様は特設ページ【写真で振り返る2008年「ベートーヴェン、三つの愛。」】にてご覧いただけます。
さて、2日目の公演終了後、会場に隣接したフードコートで根岸・伊倉と一音入魂音楽館スタッフの打ち上げがございました。「お時間のあるお客様はこちらにも是非お越しください」とご案内しており、根岸や伊倉と交流を持っていただけたかと思います。
一音入魂音楽館では根岸の次の演奏会を5月に予定しております。今回お越しになれなかったお客様も、是非、生の根岸の演奏を聴きにいらしてください。詳しくは【コンサートの予定】をご覧ください。
また、一音入魂音楽館へのご要望、「ベートーヴェン、三つの愛。」公演依頼などにつきましては、【お問合せフォーム】からのご連絡をお待ちしております。
「ベートーヴェン、三つの愛。」(第2回東京公演:2008年1月19、20日)にご来場のお客さまからいただきましたご感想の一部を紹介させていただきます。
・ピアノのコンサートを生で初めて聴きました。手の動きがとても速くてよく見えないほどで感動しました。
・体の中で繊細な女性と迫力ある男性が共存しているような演奏にノックアウトです。
・ピアノの表現の幅の広さに驚いた。
・何ヶ月も前から楽しみにしていました。演奏会をカタにはめず、自由に誰もが聴けて楽しめるのが良かったです。
・同じ年とは思えないくらい、輝いてて、改めてホレました。
・音楽のことはまるでわからないのですが、心の中が突き動かされるような感じを受けました。運命が始まった時、隣の息子が「ハッ!」と息を吸い込んだまま止まるのを感じました。
・胸がムズムズするような間隔におそわれたりして、自分はこの感覚を忘れずにいようと思いました。感動的でした。
・テーマが決まっていることは、聴く側としては、安心していられる。作曲者への深い思い、理解が感じられた。
・昨年4月の公演も聴かせていただきましたが、同じ演目とはいえ、何度聴いても心に響き、大変素晴らしい内容でした。
・完璧なテクニック、素晴らしい音楽性、集中力、美しい音色、日本人離れしたスケールの大きさ、大変良かったです。
・劇やバレエなど「舞台」を見に来ているかのように思えました!
・ライトの演出や、語りも良かったです。真紅のスーツにはいい意味でびっくりしました。でもやっぱり演奏が良いからこそですね。
・ベートーヴェンの三大ピアノソナタがとても良かったです。
・運命、月光が大好きです。生で聴ける機会をもっと作ってください。どこへでも行きますので。
貴重なお時間を割き、お運びいただいたうえ、アンケートにもご協力くださったお客さまにこの場をお借りいたしまして改めて御礼申し上げます。
「ベートーヴェン、三つの愛。」(第1回東京公演:2007年4月6日,7日)に、
たくさんの感想をお寄せいただきました!
その中から、いくつかご紹介しますね。

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ブラボー!ブラボー!!ブラボー!!!
泣きました!私も主人も…(40代女性)
今年で68歳になりますが、クラシックのコンサートを聴いて感激したのはこれが初めて、生まれて初めてです。(60代男性)
3大ピアノソナタがどういう状況で書かれたのかがよくわかり、曲への導入もすごく上手だと思いました。根岸さんのベートーヴェンはいつも繊細で情熱的で素敵です!(30代女性)
初めて聴いたピアノのコンサートに衝撃をうけました。
激しくそれでいて繊細なピアノの調べに感動を覚えました。朗読がその世界観をよりふくらませていました。根岸さんの世界レベルのピアノは見事としか言いようがない。(30代男性)
根岸さんの呼吸が伝わってきました。とても感動しました。胸に響いて涙がでました。人間の持つパワーはすごいです。それが、根岸さんの身体から音となって伝わってきました。胸にビンビンと伝わって頭がさめた思いです。(30代女性)
根岸さんの演奏、今まで聴いたベートーヴェンの中で一番好きです!歓喜と絶望、希望と苦悩、強さと弱さ、すべてが表現されていて、ほんとうに至福の時をいただきました。演奏が1分でも長く続いてほしいと思いました。ベートーヴェンも喜んでいると思います。このように曲を表現されて。(30代女性)
クラシックに詳しくなくても、曲の背景を語っていただけたので、より楽しめました。ベートーヴェンが弾いているのかと錯覚してしまうこともありました。今後のご活躍に期待しております!(20代女性)
すばらしい演奏でした。
語りがMUSIC入門の私にもわかりやすく曲を教えてくれた気がします。
また、聞きに行きたいと思います。(50代女性)
わたしはベートーヴェンのピアノ曲が大好きです。特に「月光」。根岸さんのベートーヴェンはクリスタルのような響きに聴こえました。とても不思議な音色です。ソナタ全てがとてもすばらしく、豪快な音をきかせていただきました。根岸さんの音楽会には是非参加して行きたいと思います。(60代女性)
ベートーヴェンが好きなのでチケットを購入しましたが、期待以上の収穫がありました。(40代男性)